朝7時半に淡青丸に乗り込み航海第一日目がスタートした。
写真:淡青丸
鹿児島湾は海面に映った自分の顔が見えるほどに波がなく、
船酔いの心配は今のところなさそうである。
晴天で風もなく、絶好の実験日和となった。
「このままの天気でお願いします。」
初日ということで避難訓練やランドマーク(相対位置を計測するための基準物)の投入など、
これからの実海域実験の準備で午前中は終了。
ちょうど午前の作業が終了したところで浦先生がチャーター便で到着。
午後からはTri-dog1とTUNA-SANDの潜航を行った。
Tri-dog1は泡の密集地帯に突入し、ランドマークが見つけきれなかったために、
本来のミッションを完遂せぬまま浮上を余儀なくされてしまった。
明日からのリベンジに期待!
写真:Tri-dog1
TUNA-SANDはおよそ1時間半の潜航を経て海底映像と海底泥の採取に成功。
今回の潜航では測位システムの調整を主なミッションとしており、
今日の成功をそのまま明日からの円滑なデータ採取に繋げたい。
今日は有索で行ったが、目標はAUVとして無索で潜航を行うことである。
写真: TUNA-SAND
数日にわたり船に滞在する経験ははじめてであるが、
これだけ揺れずにいてくれると予定通りみなさんのバックアップに回ることができそうで、
これからの一週間が楽しみになってきた。
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