2008年9月14日日曜日

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本日はTUNA-SANDが2度の潜航、
Tri-dog1が1度の潜航を行いました。
TUNA-SANDは中三日をおいて満を持してのケーブルなしの潜航です。


これまでケーブルはついていましたが通信はしておらず、


揚収の時、


1、行方が分からず回収不可となることを防ぐ、


2、海上に上がってからケーブルを引っ張って回収する、


という用途での運用が主であったため、


このステップアップはほとんど問題なくクリアできるはずです。
しかしそれでも不安を隠せない中谷さんは朝食がのどを通らないと、
一握りのご飯しか食べられませんでした。
しかも途中でSSBLがTUNA-SANDを追えなくなってしまい、
その時間が1時間にも達したためいよいよ不安が募ります。



ただ信じて待つしかない…







予定時刻、海面にTUNA-SANDの影が映りました。
ひとまず安心ですが、まだまだ気は抜けません。
100m以上離れた位置から、
リモートコントロールで船までTUNA-SANDを寄せなくてはなりません。


しかしそこはしっかりとコントロールを行い、


うまく船まで誘導できました。
無事、無索でのミッション完了です。


                  写真: 無事揚収されるTUNA-SAND

Tri-dog1と同じく船の右舷で揚収されているところに注目。

TUNA-SANDが成功することがわかっていたのか、
今日の昼食は特別豪華でした。



                 写真: ビーフステーキとドラゴンフルーツ

Tri-dog1は以前にも増して危なげなく、
順調にミッションをこなしていきました。
とても洗練されていて安定感を感じました。
最初こそランドマークを見つけられないこともありましたが、
終始順調でした。
ロボットが潜航している間はほとんど何もすることがないくらいに、
うまく動いていました。



明日はいよいよ最終日、
ROVロボットによる鯨骨探索も予定されています。

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